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脳科学・神経科学を網羅的に学ぶ必読書
カンデル神経科学は、脳科学・神経科学分野のバイブル的存在。2014年4月に日本語版が出版され、英語や医学用語が得意でない方にも大変読みやすくなりました。脳科学、神経科学について学ぶなら絶対に持っておきたいおすすめの一冊。
カンデル神経科学は、脳科学・神経科学分野のバイブル的存在。2014年4月に日本語版が出版され、英語や医学用語が得意でない方にも大変読みやすくなりました。脳科学、神経科学について学ぶなら絶対に持っておきたいおすすめの一冊。
脳科学・神経科学を学ぶなら、絶対に外せない本をご紹介します。
脳科学・神経科学分野のバイブル的存在。それが、カンデル神経科学です。今までは原書の英語版しかなかったのですが、2014年4月に日本語版が出版され、英語や医学用語にあまり得意でない方でも大変読みやすくなりました。大判なのでやや大きいのがネックですが、脳科学、神経科学について学ぶなら、絶対に持っておきたい一冊です。全67章に及ぶボリュームで、脳・神経のメカニズムについて詳細に解説されています。
■Part I 概論
第1章 脳と行動
第2章 神経細胞,神経回路と行動
第3章 遺伝子と行動
■Part II 神経細胞の細胞・分子生物学
第4章 神経系の細胞
第5章 イオンチャネル
第6章 神経細胞の膜電位と受動的電気特性
第7章 伝導性のシグナル:活動電位
■Part III シナプス伝達
第8章 シナプス伝達概論
第9章 神経筋シナプスでのシグナル伝達:チャネルの直接的開口を介したシナプス伝達
第10章 中枢神経系におけるシナプス統合
第11章 シナプス伝達の調節: セカンドメッセンジャー
第12章 伝達物質放出
第13章 神経伝達物質
第14章 神経と運動単位の疾患
■Part IV 認知の神経基盤
第15章 中枢神経系の構造
第16章 知覚と運動の機能的構成
第17章 神経細胞から認知へ:空間と行動の内的表現
第18章 認知機構
第19章 前運動領野系の認知機能
第20章 認知の機能的イメージング
■Part V 知覚
第21章 感覚の符号化
第22章 体性感覚系:受容器と中枢経路
第23章 触覚
第24章 痛み
第25章 視覚処理の創造的な性質
第26章 低次視覚情報処理:網膜
第27章 中間段階の視覚情報処理と視覚要素
第28章 高次視覚情報処理:認知の影響
第29章 視覚情報処理と行動
第30章 内耳
第31章 聴覚中枢神経系
第32章 においと味:化学感覚
■Part VI 運動
第33章 運動の構成と計画
第34章 運動単位と筋活動
第35章 脊髄反射
第36章 歩行運動
第37章 随意運動:一次運動皮質
第38章 随意運動:頭頂葉と運動前野
第39章 視線の制御
第40章 前庭系
第41章 姿勢
第42章 小脳
第43章 大脳基底核
第44章 神経変性疾患の遺伝的なメカニズム
■Part VII 無意識下および意識下の神経情報処理
第45章 脳幹の感覚機能,運動機能,反射機能
第46章 脳幹部の修飾機能
第47章 自律神経系と視床下部
第48章 情動と感情
第49章 ホメオスタシス,動機づけ,および嗜癖状態
第50章 てんかん発作とてんかん
第51章 睡眠と夢
■Part VIII 神経発生と行動の発現
第52章 神経系のパターン形成
第53章 神経細胞の分化と生存
第54章 軸索の伸長とガイダンス
第55章 シナプスの形成と除去
第56章 経験とシナプス結合の精緻化
第57章 損傷を受けた脳の修復
第58章 神経系の性分化
第59章 脳の老化
■Part IX 言語,思考,情動,学習
第60章 言語
第61章 意識的・無意識的心理過程の障害
第62章 思考や意欲の障害:統合失調症
第63章 気分障害と不安障害
第64章 認知機能に影響する自閉症およびその他の神経発達障害
第65章 学習と記憶
第66章 潜在記憶を貯蔵する細胞機構と個性の生物学的基盤
第67章 前頭前皮質,海馬と顕在記憶の生物学
■付録
A 回路理論の基礎
B 神経学的診察法
C 脳の循環
D 血液脳関門,脈絡叢,脳脊髄液
E ニューラルネットワーク
F 神経科学への理論的アプローチ:単一ニューロンからネットワークまで
記号・測定の単位
■索引