情動とは、感情の下位概念であり、感情と同じく恐怖、怒り、悲しみ、喜びなどを表す。
感情には、
がある。
1の主観的な感情は他者には観察できないが、感情の変化に伴う自律神経系の活動の変化(心拍数の上昇)や身体的変化(顔の表情、筋の緊張の変化)、行動などは他者でも客観的に観察することができる。
つまり、感情とは主観的なものであり、情動とは客観的なもの。
そのため、サイエンスで感情に関する研究を行うときは、客観的にとらえることのできる、感情の下位概念である「情動」を研究することになる。