効用関数(こうようかんすう)とは経済学用語の一つ。ある物品を購入する場合に、その物品から得られる効用を数値に置き換える関数を効用関数という。効用関数というのはその物品の価値や質に加えて、重要性や好みなどといった要素も含んだ上で数値化するため、この数値というのは選ぶ人間によって変化する。また効用関数というのはたくさん消費すればそれだけ数値が加算されることになっているものの、その数値というのはその時点で限界効用とされる数値であるから、加算されていく数値というのは消費を繰り返すごとに減少していく。